基本情報

山名
読み 三角点 標高 位置
北緯
東経
大作山
だいさくやま
1等
776.3m
41-19-28.3
140-51-36.2

佐井村福浦の東約4.2kmにある。1等三角点が設置されているため、三角点ハンターも訪れる。しかし、道は荒れていて10年位前に遭難騒ぎもあった。遭難者は、村道福浦川目線を工事中の作業員と入山について話をしたらしく、その作業員が、次に日になっても駐車している車を不審に思い、警察に通報したようだ。幸い、自力下山したところを救助された。
一般的には大滝沢の左岸にある福浦大滝林道を終点まで行き、そこから山頂へ登山道を登ることになるが、考えてみると下りしか使用したことがない。実は通常のルートで登ったことがないのだ。

1回めは大滝沢を詰め、大滝手前で南へ登り返して尾根筋に大作山へ登った。山頂付近のヤブのすごさだけが記憶に残っている。帰りは通常ルートを通ったが、その時も結構荒れていたと思う。決して進められるコースではない。2回目以降は、かもしかラインの峠からなだらかな尾根沿いのルートを採用している。積雪期が最も適したルートだが、このルートを見つけた時には、少しワクワクした。実際行ってみても、たおやかなルートは気持ちまでゆったりとさせ、下北一の積雪期ルートだと思う。尾根が広くなだらかな分だけ、ボーっと歩いていると枝尾根に誘い込まれるので注意が必要だ。ただ、かもしかラインが冬期間通行止めとなっているので、いつも開放が先か雪解けが先か、やきもきする。


記録.1

                           大作山から縫道石山・新山方面を望む
                           大作山から縫道石山・新山方面を望む

2010/4/24  晴  登山道:なし

山行者:単独

 

コースタイム:カモシカライン峠(0830)~湯ノ川越(0930)~668P(1030)~661P(1050)~692P(1110)~縫道石分岐(1140)~大作山(1150)縫道分岐(12:00/1230)~692P(13:00)~661P(1320)~668P(1340)~湯の川越(1440)~カモシカライン峠(1530)

 

備考:カモシカラインの峠手前の待避所に車を駐め峠までスキーを担いで登る。取付きは何処からでも良いので、気分次第で決める。湯ノ川越が標高も低く、ヤブがでている可能性が高い場所だ。今年のように、取り付き点から雪がなかったのは初めてだが、スキーを履いたまま藪に突入した経験が2回ほどある。片道6.5kmだが、堅雪時期なので意外と早く往復できる。山頂からは縫道石山や津軽海峡が一望できる。4月上旬に、テントを担いで行けば良いのだが、少し待てば開通すると思えばなかなか気が進まない。数年前に県議会で通年開放が議論されたと思うが、どうなったんだろう。っま、こんな特異な連中のために、除雪費を掛けるのは、税金の無駄遣いと言われるのがオチだろう。