基本情報

山名
よみ 三角点 標高 位置
北緯
東経
 月山 がっさん
2等
419.2
41-06-24.2
141-22-26.2


六ケ所村泊地区の背後(西側)に聳える、信仰の山だ。
登山口はNTTの鉄塔ですぐに分かる。近づくと「貴宝山奥之院登参道」の木柱がある。毎年7月中旬に祭りが開催されるため、道は綺麗に整備されている。
泊地区は立派な漁港を有しているが、山立てにはもってこいの山となっているだろうことは想像に難しくない。山頂手前に鳥居があり、ここから上は女人禁制と聞いている。明治政府が「神社仏閣の女人結界の地廃止・登山参詣自由たるの件」により女人禁制を解いているが、登山口で地元の方に、女性は鳥居から上には行かないように注意を受けたことがある。鳥居から左、沢に向かって降り切ると、奥宮が祀られている。
この山名がどのようにして付けられたのか、不勉強な私にはよく分からない。


記録.1

2003/8/3  曇  登山道:あり

山行者:タケ+5

 

コースタイム:登山口(0955)~祠(10:00)~展望広場(1115)~尾根ピーク(1200)~山頂(1210)~尾根ピーク出(1300)~登山口(1400)

 

備考:山頂手前のガレ場からの展望が素晴らしい。


記録.2

2006/4/15  晴  登山道:あり

山行者:タケ+3

 

コースタイム:登山口(9:00)-祠(9:20)-展望広場(10:30)-奥宮分岐(11:30)-山頂(12:00-13:00)-登山口(15:00)

 

備考:ダム工事で登山道が分らずダム左岸に入ってしまうが、強引にヤブをこいで突破。
雪が残るも快適な山行だった。


記録.3

2015/7/5  晴  登山道:なし

山行者:単独


コースタイム:太郎沢林道起点(0755)~白糠林道起点(0905)~西尾根取付き点(0935)~378ピーク(1015)~山頂(1035/1040)~378ピーク(1100)~西尾根取付き点(1110)~五平沢林道分岐(1135/1210)~白糠林道起点(1215)~太郎沢林道起点(1310)


備考:地図を見て思いついたルートだが、片道約6.5km。往復13kmの行程は林道がヤブだと12時間は見なければ・・・。逆に整備されていると山頂付近1.0kmのヤブを考えても往復5時間ぐらいか。中をとって9時間の計画を立て出発した。
白糠林道と五平沢林道の分岐までは何の問題もなく歩くことが出来た。タイヤの跡があるが、バイクのようだ。しかしここからは何年も手入れされていない林道歩きとなる。ぬかるみにたぬきの足跡と混じってスパイク地下足袋の跡がはっきりと見える。新しい。一段とヤブが濃くなった辺りを西尾根取り付き点として、90°折れ尾根に向かう。尾根に出てからコンパスを振るが、どうも方向が合わない。様子を見ようと少し進むもひどいヤブでかなりの下りだ。どうやら思っていたより100mほど手前に取り付いたようだ。計画地点まで進むとヤブは薄くなる。後はこの尾根をはずさない様に進むだけだ。突然回りが明るくなり、登山道に出る。ガレ場辺りに出ると思っていたのだが、山頂近くに出た。山頂の祠に手を合わせ、来た道を引き返す。378mピークを過ぎてヤブが濃くなる前に右に折れ、白糠林道に出た。五平沢林道分岐で昼食とする。ここから1時間の林道歩きで車に戻る。